ファクタリングとは、売掛債権を買い取ってもらうサービスです。ファクタリング業者を利用して資金調達してみたいけれども、「入金スピードが遅いのではないか」、「手数料が高くないか」など、気になることも多いのではないでしょうか？
そこで今回、人気のペイトナーファクタリングとラボルを、5つの項目で徹底的に比較して、結果をまとめてみました。
どこのファクタリング業者を使うにしても、比較検討することが大切です。ペイトナーファクタリングにしようかそれともラボルにしようかで迷っている方はもとより、ペイトナーファクタリングまたはラボルのどちらか一方を選択肢として考えている方も、両者を比較することで、より業者の良い点や悪い点を把握できるのではないかと思います。
使ってみた結果、自分には合わなかったと後悔することがないように、業者の比較を通じて、事前によく検討しておくことがおすすめです。
以下の比較の結果に目を通すことにより、ぜひどの業者から資金調達をしたらよいのかの参考にしてください。
結論！【ペイトナーファクタリングとラボル】それぞれの特徴とおすすめな人
ペイトナーファクタリングとラボルの特徴を比較した結果、どのような方がどちらの業者に向いているのか、結論をまとめてみました。
ペイトナーファクタリングの特徴とおすすめな人！
ペイトナーファクタリングの特徴は、
①現金化まで最短10分
②個人に対する売掛金も現金化
③必要書類を揃えやすい
です。
①については、ファクタリングの審査にAIを使用することにより、申し込みから現金化まで最短10分のスピード取引を可能としています。
②については、ペイトナーファクタリングでは、個人に対する売掛金も買い取ってもらえます。債務者が法人でなくても大丈夫です。法人に限っているファクタリング業者が多いので、個人に対する売掛金を現金化したい方は、ペイトナーファクタリングを選びましょう。
③については、ペイトナーファクタリングの必要書類は、①請求書の画像データ、②本人確認書類の画像データ、③実態確認資料のデータ（仕事のURL）、です。AIによる審査を行なっており、煩わしい事業計画書・決算書等の提出は不要です。
以上から、ペイトナーファクタリングがおすすめな人は、
①入金スピードが早い業者がいい方
②個人間の売掛金を現金化したい方
③必要書類は最小限にしたい方
です。
ラボルの特徴とおすすめな人！
ラボルの特徴は、
①東証プライム上場企業の子会社が運営
②「与信タスク」制度
③支払いまでの期間が150日以内であればOK
です。
①については、ラボルは、東証プライム上場企業である株式会社セレスの子会社である株式会社ラボルが運営するファクタリングサービスです。このように運営元が安定しているため、安心して利用できます。
②については、ラボルは、独自の「与信タスク」制度を設けています。アンケートに回答したり追加書類を提出したりすると与信が上がり、審査に通りやすくなる仕組みです。この制度を使うことにより、利用実績がなくても利用枠を増やすことが出来ます。
③については、ファクタリング業者には支払いまでの期間が長い売掛金を買取対象としない場合があります。ラボルなら、支払いまでの期間が150日以内であれば買取対象になります
以上から、ラボルがおすすめな人は、
①安定した会社がいいという方
②アンケートに回答することが苦にならない方
③150日後に回収する予定の売掛金を現金化したい方
です。
【違いはコレ！】ペイトナーファクタリングと資金調達プロの比較表
| ペイトナーファクタリング | ラボル | |
| 審査内容 | ①請求書の画像データ ②本人確認書類の画像データ ③実態確認資料のデータ（仕事のURL） |
①本人確認書類 ②請求書 ③取引を示すエビデンス（取引先とのメール等） |
| 手数料 | 申請金額の10% | 申請金額の10％ |
| 入金スピード | 最短10分 | 最短60分 |
| 対象者 | 法人・個人事業主 | 法人・個人事業主 |
| 買取金額 | 1万円〜最大100万円（初回は25万円） | 1万円〜上限非公開 |
| 公式サイト | https://paytner.co.jp/factoring/ | https://labol.co.jp/ |
ペイトナーファクタリングの審査内容は、①請求書の画像データ、②本人確認書類の画像データ、③実態確認資料のデータ（仕事のURL）、です。
ラボルの審査内容は、①本人確認書類、②請求書、③取引を示すエビデンス（取引先とのメール等）、です。
手数料は、ペイトナーファクタリング・ラボルともに申請金額の10%です。
ペイトナーファクタリングの入金スピードは、最短10分です。
ラボルの入金スピードは、最短60分です。
対象者は、ペイトナーファクタリング・ラボルともに法人及び個人事業主です。
ペイトナーファクタリングの買取金額は、1万円からで上限は最大100万円です。なお、初回は25万円が上限となります。
ラボルの買取金額は、1万円からで、上限は公開されていません。
ペイトナーファクタリングとラボルはどっちがおすすめ？5つの項目で比較！
上の比較表を基に、ペイトナーファクタリングとラボルについて、主な相違点を、1 審査内容、2 手数料、3 入金スピード、4 対象者、5 買取金額、の5つに絞って徹底比較してみました。比較表とあわせてご覧ください。
１ ペイトナーファクタリングとラボルを審査内容で比較！
ペイトナーファクタリングの審査内容は、①請求書の画像データ、②本人確認書類の画像データ、③実態確認資料のデータ（仕事のURL）、です。AIによる審査を行なっており、煩わしい事業計画書・決算書等の提出は不要です。
一方、ラボルの審査内容は、ラボルの審査内容は、①本人確認書類、②請求書、③取引を示すエビデンス（取引先とのメール等）、です。決算書・入出金明細・契約書等の書類は不要です。また、信用情報に照会しない独自の審査を行なっているので、融資やカードの審査に落ちた方でも審査可能です。
両者を比較すると、ペイトナーファクタリング・ラボルともに、必要最低限の書類で審査を行なっていますが、ラボルは、取引を示すエビデンスが、多少難易度が高いと思われます。ペイトナーファクタリングの方が手続きが簡単だと思います。
２、ペイトナーファクタリングとラボルを手数料で比較！
ペイトナーファクタリングの手数料は、一律で買取金額の10％です。
一方、ラボルの手数料も、一律で買取金額の10％です。
両者を比較すると、ファクタリング業者の手数料は、債権額の2％から18％が相場といわれていることを考えると、ペイトナーファクタリング・ラボルともに平均的な手数料だということが分かります。手数料は両者互角と言っていいでしょう。
３、ペイトナーファクタリングとラボルを入金スピードで比較！
ペイトナーファクタリングの入金スピードは、申し込みから最短10分です。これはAIを使った審査により、審査時間の大幅な短縮が実現したからです。
一方、ラボルの入金スピードは、申し込みから現金化まで最短60分です。ラボルも入金スピードが速いことが分かります。
両者を比較すると、ペイトナーファクタリングの入金スピードは、申し込みから最短10分の速さというのは業界でも最短に近いことが分かります。入金スピードの速いファクタリング業者を選ぶとすると、ラボルも十分速いのですが、僅差でペイトナーファクタリングということになろうかと思います。
４、ペイトナーファクタリングとラボルを対象者で比較！
対象者については、ペイトナーファクタリング・ラボルともに、個人事業主でも法人でも対応が可能です。
なお、ラボルは元々は個人事業主のみを対象としたファクタリング業者でしたが、ファクタリング需要の増加に伴い、2022年3月から法人もサービス対象となりました。
対象者については、両者互角と言ってよいでしょう。
５、ペイトナーファクタリングとラボルを買取金額で比較！
ペイトナーファクタリングの買取金額は、最低額が1万円からで、上限は最大100万円です。なお、初回は25万円が上限となります。
一方、ラボルの買取金額は、最低額が1万円からで、最高額は公開されていません。どうやら少額の買取に特化しているようです。
両者を比較すると、ペイトナーファクタリング・ラボルともに、少額債権の買取に特化しているようです。買取金額は、両者互角と言っていいでしょう。
【ペイトナーファクタリングとラボル】比較まとめ
ペイトナーファクタリングとラボルの比較をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか？
いずれも人気のファクタリング業者ではありますが、申し込みから現金化まで最短10分であることから入金スピードが早い業者がいい方や、個人に対する売掛金も買い取ってもらえることから個人間の売掛金を現金化したい方にはペイトナーファクタリングがおすすめであったり、東証プライム上場企業の子会社であることから安定した会社がいいという方や、独自の「与信タスク」制度を設けていることからアンケートに回答することが苦にならない方にはラボルがおすすめであったりと、両者の違いが明確になったのではないかと思います。
ファクタリングは合法的な資金調達手段で、中小企業庁も資金調達の一つの手段として正当なものであるという見解を出しています。また、ファクタリングは、借金とは異なり、毎月の返済が重くのしかかるということもありません。
ペイトナーファクタリングとラボルの比較を通じて、いずれか一方が気になったという方は、ぜひ連絡を取ってみてください
